アドヴェントか、師走か

息子の通っていた幼稚園でも、

今通っている小学校でもアドヴェント(待降節)

というのを大切にしている。

クリスマスまでの4週間、静かに心穏やかに過ごし

暗くなる冬の日々だからこそ、心の中の光を見つめる。


しかし、日本で12月と言えば、師走。

忙しいイメージで、真反対だ。

これでも子供が小さい頃はつとめて穏やかなアドヴェントを過ごしていたのだが、

今年は、毎日忙しく落ち着いて立ち止まる時間がないのだ。

「ザ・師走」になってしまった。。。


昔の友人に会った。

イギリスに住んでいた時バイトしていた会社で知り合った人だ。

彼女が一時帰国して、10年以上ぶりに会った。

それから、父の友人にも会った。

陶芸家の彼の個展があるというので訪ねたのだ。

短い時間だったけど、どちらの方とも、いつも会っているかのように話が弾んだ。

楽しかった。

とっても久しぶりに銀座に行った。

新しい歌舞伎座に初めて入った。


喪中ハガキを書いた。

母の友人たちに葬儀の時のお礼もかねて、ハガキを書いた。

いつも難航する年賀状作りから解放され、今年はちょっと気楽。

半年経って、母が亡くなったことをようやく頭が理解し始めたようで

時々わけもなくいろんな感情が一度に押し寄せてきて、

笑いながら泣いたり、泣きながら怒ったりしている。

車の中にいる時が多いので、涙は流しっぱなし。

ドライアイには良いのかもしれない。

けれど、そういうモードにずっと浸ることはなく

大抵は30分もするとおさまる。

そして、最後は穏やかに旅立った母の顔を思い浮かべ

よかったな〜と思い、一息つく。


何度か風邪をひきそうになったがセーフだった。

乾いた咳がではじめた時「麦門冬湯」を飲んだら一発で治った。

乾いた咳には、とてもよく効く。


息子の学校の全校会議で今年は議長をつとめているのだけれど

まあ、いろんなことがあって、結構ヘトヘト。

百人単位の人に心を伝えていくのって、本当に難しいことなんだな。

それでも学校に集まる親の方たちは基本いい人ばかりで、

「疲れるけれど、元気をもらう」

そんなプロセスを繰り返している。


サポートでは、相変わらずたくさん学ばせていただいている。

本当によいご縁をたくさんいただき、幸せだな〜と感じている。


もうアドヴェントは始まってしまってるけど

ちょっと落ち着こう。

ゆっくりできる時はゆったりと穏やかに。

今後は師走とアドヴェントのミックスでいこうと思う。



写真は、息子が夏に拾ってきたカケスの羽根。

産後ドゥーラ いづみ恭子

一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラ  2016年開業。ドゥーラになって丸9年。 世田谷区、日野市を中心に 産前産後の女性のご自宅を訪問し、 子育てが軌道に乗るまでの間、 家事、育児のお手伝いをしたり、 お話を伺っています。 保育士。 英国IFPA認定アロマセラピスト。 バイオグラフィーワーカー。 東京都子育て支援員。