No woman No cry

海外の方のお宅を訪問してサポートする機会がときどきあります。

ご自分の国から離れて、ご出産されるというのは、それはそれは大変なことだろうと思います。

勇気があるな、すごいな〜と思うのと同時に、女の人って強いなと思うのです。


私が海外に住んでいた頃のことを思い出すと、

そういえば日本人の友人で出産していた人もたくさんいたな〜

と、遠い記憶が蘇ってきます。

私は力になれただろうか?

。。。。いや、全く。。。。

当時の私には出産なんて本当に遠い話で、何をしていいのやら。。

困っているなんて思いもせず、赤ちゃんの顔だけ見て「かわいい!!!」と言って

帰ってきてたな、と反省しきり。

でも彼女たちは強かった。

いろいろつまづきながらも、お子さん一生懸命育てていたな。。

と、彼らのひたむきな姿が今でも目に浮かぶのでした。


海外の方と話をしていて

出産時や出産直後から対応できるのか?

という質問をお受けすることがあります。


海外ではドゥーラが出産に立ち会うケースもよくあるみたいです。

ドゥーラにバースドゥーラ(birth doula)と産後ドゥーラ(postpartum doula)があり、

出産時の対応は前者が担うようです。

(分かれてはいるけれど、産前〜出産〜産後と続けて対応できる方

(つまり、バースドゥーラであり、産後ドゥーラである方が多いみたいです。)


そんな風に出産を一緒に迎え、子育てが軌道にのるまで伴走することができたら、

それはそれは充実したサポートができるだろうと思います。


日本の出産は産後の入院の期間が海外より長く、病院には助産師さんたちがいらっしゃるので、ドゥーラがそこで関わることはあまりないのですが、

それでも私は病院から戻られてからの産後の期間を「伴走する」という感覚は

いつも大切に持っていたいな〜と思っています。

ご自宅に戻られたお母さんたちに寄り添い、楽な気持ちで新しい生活を始めるよう、

一緒に歩みを進められたらいいな〜と思っています。


日本に住んでいる日本人の方であっても、ご両親が遠くにいらしたり、亡くなられていたり、いろいろな理由でご家族や周りの方のサポートが受けられないという方、

また、普段はご家族に助けてもらっているけれど、ご家族も疲れてしまったとか、

別に理由はないけどたまには離れたいとか、そういう時もあるかと思います。


どうぞお気軽にご相談くださいね。


産後ドゥーラ いづみ恭子

一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラ  2016年開業。ドゥーラになって丸9年。 世田谷区、日野市を中心に 産前産後の女性のご自宅を訪問し、 子育てが軌道に乗るまでの間、 家事、育児のお手伝いをしたり、 お話を伺っています。 保育士。 英国IFPA認定アロマセラピスト。 バイオグラフィーワーカー。 東京都子育て支援員。